ロン毛取立人

戦慄怪奇ファイルコワすぎ!と逆転裁判とワンピースで身体の半分が構成されている腐女子です。

腐女子にはランクアップがある

 先日、ディスコードにてTwitterのフォロワーと話していて、互いにうんうんと滅茶苦茶に納得して二人して固い握手(概念)をした話がある。初ブログとしてオタク特有の主語が馬鹿でかくなってしまったこの話をする事で、私の腐女子としての軸をはっきりさせたい。

 

 言いたい事はタイトルにある通りだ。一部の腐女子は「腐女子としての格が上がる」精神的ランクアップを行う。全てがそうとは言わないが、多分心当たりのある腐女子はこの世界に一人はいるだろう。

 これだけだとなんの話だよ、と言われそうなので、端的かつ結論を書こう。

リボーンで腐女子になった人間は最初はツナ受けにはまるが、歳を重ねてジャンルに戻ってくるとハイパースーパーウルトラ攻めだった骸が受けになっているのだ。

 これが腐女子のランクアップだ。もし骸受けが地雷の方が居たら大変申し訳ない、が手っ取り早く結論を出すならこれなのだ。骸受けがマイナーとはとても言えないが、それでもかつてリボーンが覇者として君臨した時代のツナ受けの強さには誰も勝てないだろう。黒バスで言うなら初めは黒子っち受けにはまっていても気が付いたら青峰が受けになっているみたいなものだ。

 

 個人のブログなのでとても適当な事を言うが、初めて腐女子になる年齢というのは中学生~高校生の頃が多いと思う。

腐女子の始まり(という名の高確率で黒歴史)というのは、大体主人公の可愛い顔をした男が受けになるのだ。それに当てはまらない人は本当に申し訳ないが、こういう愉快な黒歴史を持った腐女子も一定数居るのだという事で何卒許してほしい。

 

 生まれたての腐女子の書く受けの顔は、ハチャメチャに可愛い。瞳はきゅるんきゅるんで攻めに股間の聖剣エクスカリバーをぶち込まれただけでエクスタシーしてしまうし(そもそもR18展開にならないかもしれない)、小娘のような声で鳴く。綺麗な花園できゃっきゃうふふしているのがとても似合うのだ。

偏見にまみれてしまったが、おおよそこんな感じなのではなかろうか。

隙自語になるが、私が生まれたての腐女子だった頃、とあるジャンルにはまった時の受けである彼の顔はハチャメチャに可愛かった。目がきらきら輝いていて、メンタル激弱で嫌われ……みたいな暗黒の腐女子黎明期をそのキャラで乗り切った。彼には本当に申し訳ない事をしてしまった。ごめーんね☆ ちなみに某擬人化漫画だ。

 

 そして、その受けの過剰ともいえる「受けの可愛い期」のとあるラインを越えたところで、この記事のタイトルでもある腐女子のランクアップが起こる。

色々なジャンルを乗り越えて、数年後かに同じジャンルに出戻りする。そこで、腐女子は気付くのだ。

私の大好きだった受けちゃん……ひょっとしたらここまで女々しくなかったのでは? むしろ今まで攻めだった男の方が受けっぽくない?????

 そこで冒頭のリボーンみたいな事が起こる。その頃になると受けのあんなに大きかった瞳は小さくなっていって、夜の営みの時もいきなりエクスカリバーを突っ込んだら血を流して絶叫するようになるのだ。BLはファンタジーではなくなってしまった瞬間である。

 

 何故こんな事が起こるのかと考えると、恐らくそれは顔のかわいさよりも、関係性を重視していく方向にシフトしていくからだと私は結論付けた。というか、私がそうなったのである。

 

最初は、可愛い顔した儚い美少年に皆(くそでか主語)惹かれていくと思う。だが、作品をより深く、そしてネットの考察などに感化されていくにつれ、関係性を重視して受け攻めを決めていくようになる。

因みに私はガタイとかは関係なくなって「感情が激重男×両方に命の危険が迫った時真っ先に命を先に投げだしそうな男」というのに最近性癖が変化してきた。

 

特にオチがあるわけではないが、もしこの性癖の人が居たら私まで連絡してください。